放課後等デイサービス

放課後等デイサービスとは?

児童福祉法に基づき、特別支援学校などに通う、障がいのある子どもたちが、放課後や長期休暇中に利用できる福祉サービスのことです。

放課後等デイサービスは小中高全ての障がい児が対象となるため、障がいの種別も関係しますが、小学生が多い事業所と高校生が多い事業所では、当然のことながら同じ放課後等デイサービス事業所でも特徴が異なります。

子どもの成長はあっという間
子どもの成長はあっという間です

お子さんのライフステージに合わせて、今、利用している事業所を再検討する必要があるかもしれません。また、現在、放課後等デイサービスのような福祉サービスを利用していないお子さんでも、高校(高等部)卒業後の進路を考えた時に、放課後等デイサービスの利用を考え始めることもあるかもしれません。

就労準備型放課後等デイサービスとは?

『就労準備型』とは、放課後等デイサービスのタイプのうちの1つで、卒業後に就労を目指す障がいや発達に特性のあるお子さんが利用しています。対象者は主に中高生で学校を卒業するまでの間、就労に向けての訓練をおこないます。

サービス内容について

学校を卒業したあとに子どもたちが社会の一員として、就職や自立を目指していけるように、必要な知識やスキルを身につけ、学校や家庭以外の場所で、いろいろな人と関わることでコミュニケーションスキルの向上、社会性の促進を目指します。

訓練内容の一例

原付免許学習
学習風景
大隅地方は公共交通機関が少なく、就職するには通勤手段の確保はとても重要です。在学中の原動機付自転車免許の取得に向けて支援します。
パソコンの基礎
タイピング
今や生活に欠かせないデジタル機器。パソコンの基礎を身に着けます。
キーボードを見ないで文字を打てるようになるタッチタイピングの練習や、オフィスソフトと呼ばれるWordやExcelなどの基本的な操作方法を学びます。
体力づくり
職場では決められた時間をお仕事に携わり、またそれを日々継続していかなければなりません。それには体力も必要です。
将来に向けた基礎体力の向上を目標に、体幹トレーニングをはじめ、ボール遊び・長距離走など体を動かします。
グループワーク
どんなお仕事でも、少なからず人と関わることはあります。対人関係において、情報の受信・発信はどちらも大切です。
グループワークでは話し合いや意見の発表をすることで、相手のことを受け入れる力やコミュニケーション能力の向上を促し、また、自分の気持ちの伝え方や表現を学びます。
基礎学習
漢字や文章の読み書きや、計算の基礎など学習をおこないます。
レクリエーション
トランプなどのテーブルゲーム、映画鑑賞、Switchでのパーティーゲームなど、遊びの場で共に過ごす時間を作り、卒業後の交友関係や友達作りの手助けをします。
調理学習
将来の自立に備えて、簡単な料理を自分たちで作れるように、調理の手順や食材の下ごしらえの仕方を学んでいきます。
イベント・交流
愛・あいネットでは大人の利用者さんも就労に向けて訓練をしています。
大人の方と一緒にレクリエーションに参加したり、野外でのスポーツ、体験学習、外部施設への社会見学など事業所以外の場所や人、社会と交流できるような機会を提供します。

サービス提供時間

平日
15時30分~17時30分
土曜日
09時30分~14時00分
祝日・長期休暇
09時30分~15時30分

放課後等デイサービスを利用するには?

ご利用までの簡単な流れ

  • ステップ1
    お問合せ・見学の申込み

    まずはお気軽にお問い合わせください。お問合せについては、お電話の他にメール・LINE公式アカウントで承ります。内容を確認後、担当よりご連絡いたします。

  • ステップ2
    見学・体験

    日程を調整後、施設の見学や案内をおこない、ご希望があれば後日体験をすることもできます。

  • ステップ3
    役所への申請

    お住まいの市町村役場へ利用申請後、相談支援事業所とのやりとりを通じて利用計画案を提出するなど、利用に向けての手続きをおこない、『受給者証』の交付を受けます。
    既に受給者証をお持ちの方は、手続きの必要はありません

  • ステップ4
    利用契約

    受給者証をご提示いただき、愛・あいネットと契約をします。

  • ステップ5
    利用開始

    支援計画に沿いながら、サービスをご利用いただけます。

対象者として以下の方が利用できます

  • 原則として6歳から18歳までの就学児童で、身体障がい、知的障がい、精神障がい、発達障がい、難病のある方
    ※障害者手帳がない方でも利用できるケースもあります。

利用料金

ひと月ごとの利用者負担には上限があります
障害福祉サービスの自己負担は、世帯所得に応じて次の3区分の負担上限月額が設定され、ひと月に利用したサービス量にかかわらず、それ以上の負担は生じません。

サービス利用にかかる料金

世帯の収入状況 1ヶ月あたりの上限額
非課税世帯(生活保護や低所得など)のご家庭 0円
世帯所得が約900万円までのご家庭 4,600円
世帯所得が約900万円以上のご家庭 37,200円

その他にかかる料金

昼食代 土曜日や長期休暇期間中などにお昼ご飯を提供した際に1食あたり150円をいただきます。
創作活動に係る材料費 レクリエーションなどでの創作活動の中で、材料費などをご負担いただくことが適当なものに関しましては、事前に了承を得たのち実費をご負担いただきます。

障害児通所支援事業に係る自己評価結果の公表について

年度 保護者 事業者
2017年度 結果公表 結果公表
2018年度 結果公表 結果公表
2019年度 結果公表 結果公表
2020年度 結果公表 結果公表
2021年度 結果公表 結果公表
2022年度 結果公表 結果公表
2023年度 結果公表 結果公表
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